- 発達障がいは、症状の特徴によりADHD・自閉症・アスペルガー症候群・学習障がいなど何通りかに分類されます。
ADHDは、注意欠陥・多動性障害とも言われ、年齢に応じて、言葉や行動に不注意や多動・衝動性といった特徴的な症状が見られます。
お子様にこんな症状はありませんか?
- 〇忘れ物が多い。
- 〇落ち着いてじっと座っているのが苦手。
- 〇気にいらないことがあったら手を挙げてしまうことがある。
- 〇相手に関係なく思いついたらすぐに発言する。
学習障がいは、ほかの障がいとは少し異なり、知的発達には大きな遅れが見られないことが多いです。学習障がいは聞く・読む・書く・計算することが苦手なお子様が多くみられます。
お子様にこんな症状はありませんか?
- 〇授業についていけない、勉強が苦手。
- 〇文字を書くこがとても苦手。
- 〇文字を書くと行やマス目から大きくはみ出してしまう。
- 〇数が数えられない。
- 〇時計が正確に読めない、時間が分からない。
- 〇計算ができない。
自閉症は、他人とコミュニケーションをとることが難しく、主に目を合わせたりすることが苦手であったり、環境の変化を敏感に感じ取り、抵抗感を示したりします。
お子様にこんな症状はありませんか?
- 〇目線を合わせようとしない。
- 〇周囲に関心がないように見える。
- 〇言葉を話すのが他の子と比べて遅かったり、動作が遅い。
- 〇呼んでも反応しないことが多い。
- 〇自分の興味があるものに対してはすごく執着する。
- 〇予定外のできごとに抵抗を示したり混乱したリする。
アスペルガー症候群は、比較的最近になって知られるようになった障がいです。これまでは障がいだと知られず、周囲の理解のなさに苦しんでいました。
お子様にこんな症状はありませんか
- 〇場面や時間の切り替えが苦手。
- 〇自分のルールに固執する。
- 〇友達と協調することが苦手。
- 〇学校に行くことを嫌がることがある。
- 〇好きなことをずっとやり続けてしまう。
- 〇柔軟に対応することが難しい。
「ほっぷ・すてっぷ」の療育はなぜ良いのか
- 発達障がいを持つお子様は脳機能の障がいによる「困り感」で生活にストレスを感じやすく、暴言や他害行動をしたり、自己肯定感が低かったり、集団になじめないことがあります。
それらは脳機能の障がいからくるコミュニケーションへの苦手感から発生していることが多いのです。
コミュニケーションは主に2つの種類に分けられます。
1.言語的コミュニケーション:話す、聞く、読む、書く 等
2.非言語的コミュニケーション:表情、声、身振り、手振り、共感する、想像する 等
このうち、言語的コミュニケーションもそうですが、発達障がいを持つお子様は多くの場合あまり対人関係を好まないため非言語的コミュニケーションが育ちにくい傾向にあります。
「ほっぷ・すてっぷ」の運動学習療育プログラムでは、まず「視覚」「聴覚」「触覚」を刺激する療育トレーニングを行い、脳機能の向上を目指します。
そしてある程度脳機能が向上し「学ぶ力」「理解する力」が身について社会性を養う療育プログラムに参加できると判断すれば次は集団療育に参加していただき、SST(ソーシャルスキルトレーニング)という療育トレーニングを通じて「表情」「声」「身振り」「手振り」を使い「共感する」「想像する」さらには「我慢する」ということを覚えるようトレーニングを行います。
その結果、お子様の持つ障がいの特性を緩和し、自分の気持ちを適切に表現する方法を身につけ、集団の中で生きるための社会性スキルの向上につながります。
保護者の皆様へ
すでに発達障がいをもつお子様の保護者様にとっては、日々の生活の中にある「困り感」を少しでも楽にしてあげたいですよね。
その反面、まだまだ発達障がいを持つお子様に「療育」を提供している放課後等デイサービスは多くありません。
私たちは、そんな保護者様のお気持ちにこたえるべく、発達障がい児専門の運動学習特化型放課後等デイサービス「ほっぷ・すてっぷ」を開設いたしました。
「ほっぷすてっぷ」の療育では運動・学習・日課の3つのプログラム体系を軸に、軽度の発達障がいを持ったお子様が、将来自立した生活を営む上で必要な生活能力向上のための訓練と、社会との交流を促進するための場所を提供します。